ワグナー作品に魅せられて
知人から
「親戚の写真家が個展を開いているので、もし良かったら。。」と案内状を頂いた。
カードには「ワグナー作品に魅せられて」と書かれている。
作曲家のワーグナー?
それにしては、なぜか釈迦像の写真が。
不思議な気持ちで向かった先は、
栃木県益子町の
「ワグナー・ナンドールアートギャラリー」
すっかりワーグナーと思っている私は、まだ気が付かない。
駐車場から坂を下って行くと入口が、
確かに、「写真展」と書かれている。
倉庫を改造したと言う新展示室には、ご本人がいらっしゃいました。
御挨拶を済ませると、「まずはワグナーさんのDVDを見て下さい、そのあと、特別に開放されているお庭に案内します」と仰います。ますます訳が分からなくなっている私達は案内されるまま別室に移動。はい、DVDを見て納得しました。
ワグナー・ナンドールさんは、「ハンガリー出身の哲学者であり彫刻家で、ハンガリー動乱の際スウェーデンへ亡命し制作活動をする。その時に知り合った日本人と結婚し、益子に移住しアトリエを建て、帰化したと」言う方でした。今では、ブタペストにも像が建立され、名誉市民賞も受賞されているそうです。
代表的な「哲学の庭」(同じものがブタペストにも)
今回はお庭だけの見学でしたが、春と秋に一ヶ月間だけ、建物の中も見学できるそうです。
今年は、10月15日から11月15日まで。
入館料は1500円。
詳しくは
ワグナー・ナンドール アートギャラリーで。
何回も益子を訪れていたのに、全く知りませんでした。
それにしても、写真展と言うよりも、ワグナー展に行ったような、、、、
それで良かったのでしょうか?
やっぱり不思議な写真展でした。
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