中欧の旅 プラハ編 2
今回のツアーオプションは、唯一、チェコでのボヘミア古城観光でしたが、私たちは、前回のクロアチアの失敗を踏まえて、オプションには申し込みませんでした。三分の二の方が不参加だった事に驚きましたが、皆さん、この雪降る中の自由時間をどう過ごしたら良いのか?果たして寒さに耐えられるだろうか?心配されていたように思いました。
その前に、午前中の観光「プラハ城」に引き続き向かったのは「カレル橋」です。ガイドさんに導かれモルダウ川に架かる橋を渡ります。ここで、スメタナの「モルダウ」を思い出せば上出来なのでしたが、すっかり忘れて景色に見入ってしまいました。
観光シーズンには「気持ちが悪い」ほど人で溢れ返ると言う橋は、パフォーマンスをしている方も、画を売っている方もあまり見かけませんでしたが(早かったからか?)触ると幸せになると言う像にもそんなに待たずに触れることができました。オフにはオフの良さがあるじゃありませんか。
橋を渡り、多くの人で賑わう旧市街広場に向かい、昼食後解散となりました。心配は嘘のように、皆さんあちこちに散らばって行かれました。
私たちは、先ず、ランドマークとも言うべき旧市庁舎の「天文時計」を眺めます。十二使徒が現れるからくり自体は今一つでしたが、中世の騎士が吹くトランペットに拍手喝さい。
(夕刻、塔に登りました。今や遅しと待ちわびる群衆を見ながら、市街の夜景を眺めつつ、ワタシは騎士の隣でうっとり)
そして最初の目的地「ムハ美術館」(プラハ編 1)
次に、繁華街でもあり、歴史の舞台でもある「ヴァーツラフ広場」(建物は国立博物館)
(美少女が雪でハートを書いていました。)
途中、クリスマスマーケットを眺めつつ先を急ぎます。
現存するヨーロッパ最古のユダヤ人教会がある「シナゴーク」まで、頑張って歩きます。
不安になって、前を歩いていた警官に尋ねると、まさにその地域が「シナゴーク」だったのでした。狭い路地の先には多くの人が。
左側のとても雰囲気のある教会に入ろうとチケット売り場に行くと「4時で終了」と言われました。時計を見ると3分前で、目の前でガラガラとシャッターが閉じられてしまいました。
50万歩は歩いたのじゃなかろうかと言うくらい、それぞれ一回づつ転びながら頑張ったのに(翌日は筋肉痛になったほどです)、これはかなり悔しい思いでした。
そうこうしているうちに、あっという間に集合時間が近づいてきてしまいました。
「プラハの春音楽祭」が開かれる「市民会館」も、「カフカ カフェ」も(横目で見ながら)、「スメタナ博物館」も、「マリオネット劇場」(夕方からの開演と聞き諦めました)も、あれもこれも、短い時間ではとてもとても回りきることはできないほどです。
もしも、もう一度訪れる機会があるとするならば、ゆっくりじっくり歩いてみたい街でした。
そして、チェコと言えば、「チェコ ガーネット」
通常よりも色味の濃い石です。誕生石でもあり、オーストラリアのオパールを買わなかった失敗もあるので、ここではピアスを購入して記念としました。
フランス人が溢れ返るホテルに戻り、翌日は、
スロバキアの首都「プラチスラバ」
そして、ブダペストで「ドナウ川クルーズ」です。
寒さ、忘れます。
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